ヴァーパッド(Vaapad)

 

メイス・ウィンドゥによって編み出されたジュヨーの派生型。少数戦を前提にした短期決戦向けのフォームで、多勢相手また長期戦には不向きである。防御を全く顧みない突撃や、高速の連続攻撃などが特徴。自らが持つ力を最大限に引き出すため、ジェダイならば本来忌避すべき感情である戦闘の高揚感に身を委ねる必要があり、ジュヨーより更にダークサイドに近付いた光と闇の境界線(グレーゾーン)にあるフォームとも言える。制御には高度な戦闘技術以外に、強靭な精神力と信念が必要。習得に失敗した者は破滅して命を落とすか、ダークサイドに堕ちてしまう。生きて習得したのは、メイス・ウィンドゥのみ。他の習得者としてウィンドゥの弟子デパ・ビラバ、ヴァーパッドの共同開発者ソーラ・バルクがいるが、両者とも後にダークサイドに堕ちてしまっている。なお、アナキン・スカイウォーカーは、自然とこれに似たフォームを使用していたとされる。ちなみに、フォームの名前は惑星サラピンの月にいる獰猛で713本の鋭い触角を持つ獰猛な捕食動物の名前から取られている。


小道具としてのライトセーバー

エピソード4のルークとダース・ヴェイダーのライトセーバーのプロップ(小道具)は、古いカメラ用フラッシュの反射板を除いた本体部品を使って製作されている。そのため一部のレプリカメーカーは「フラッシュのレプリカ」と称してルーカスフィルムの承認無しで販売している。

またエピソード6で使用されたヴェイダーのライトセーバーのプロップは現在スミソニアン博物館に所蔵されている。

当時の製作を務めたゲイリー・カーツによって、撮影で使用されたルーク(エピソード4)とベイダー(エピソード5)のライトセーバーがオークションに出品されたことがあるが、前者は20600ドル、後者は118000ドルで落札された。

光刃の表現は、エピソード4では光反射性のテープを貼り付けたりモーターで刀身部を廻してブレを表現したりする手法が試みられたが、結局はロトスコープで1コマずつ光刃を描き込み合成する手法が主に採られている。これはエピソード13でも道具がデジタルになっただけでやっている事は同じである。ちなみにエピソード13では刀身のアルミ棒に破片飛散防止のビニルコーティングを施した物を使用したが、あまりの剣劇の激しさに撮影中は110本ものペースで交換していたと言われている。

独特の動作音はモーターの回転音とハウリング現象の音などを合成して作られている。

シエン(Shien)

 

ライトセーバーと力による攻撃に集約している。実戦では先鋒を担うことに向いており、ダース・ベイダー(アナキン・スカイウォーカー)が主に使用、力強い剣の振りが特徴。エピソード3においては、ドゥークー伯爵とアナキンの戦いで、ドゥークーの防御がはじかれるシーンが見られ、このフォームの特性を物語っている。また防御に重点を置いたソーレスとは互いの長所を潰し合う形になるため、アナキンとオビ・ワンの戦いが長引いた原因の一つとも考える事が可能になっている。


ニマーン(Niman)

上記の1から5までのフォームを組み合わせ、バランス良く発展させたフォーム。修行による負担が他のフォームに比べて軽く、外交官として必要な能力と並行して修練する事が可能であったため、シャク・ティやセイシー・ティンなど多くのジェダイ騎士が使用していた。しかし総合力を重視しているためか、呑み込みの早い者でも習得するのに最低10年は掛かる。しかも多くを取り込みすぎた結果、器用貧乏な側面が目立ち、また集団実戦に不向きであったため、クローン大戦の初戦であるジオノーシスの戦いではこのフォームを使っていたジェダイがほぼ全員戦死している。ただし、1から5のフォーム使用者のサポートや連携戦には向いているようである。


ジュヨー(Juyo

習得の難易度がもっとも高く、あらゆるフォームを極めたジェダイだけが習得し、制御しうる究極のフォーム。その太刀筋は極めて予測が困難であるとされる。フォースのダークサイドに肉薄するため、自身が飲み込まれかねない危険な技術である。習得者の一人であるメイス・ウィンドゥはこれを更に発展させ、より強力な剣技「ヴァーパッド」を生み出した。両腕を横に広げた、一見隙の大きそうな構えが特徴である。


マカーシ/マカシ(Makashi)

 

ライトセーバー対ライトセーバーの戦いのために編み出されたフォーム。シスの暗黒卿が主に使用、剣術に重点。ジェダイとしては、シスが表舞台から姿を消して以降、戦いに使用する相手がいないため、習得する意味が薄くなっていた。ただ、師と弟子によるライトセーバーの練習稽古には使用されることはあった。ドゥークー伯爵はこのフォームを好んで使用する。またジェダイを憎むシスはジェダイとの戦いを想定し、このフォームを徹底的に修練し発達させ、より強力な剣術を編み出している。


ソーレス/ソレス(Soresu

レーザーを偏向させる訓練の中で生み出され、防御を重視したフォーム。武器の主流がブラスターへ移行すると共にジェダイの中でも広まった。先読みと反射神経を生かしてレーザーを偏向し、身を守ると同時に反撃する。完璧に極めれば、集団戦にも通用し、対ドロイドであれば包囲されても十分通用する。オビ=ワン・ケノービなどが主に使用。フリーハンドの人差し指と中指を立てて前に突き出し、ライトセーバーは大きく後ろに引くという、弓を引き絞ったような独特な構えが特徴である。


アタール/アタロ(Ataru

全七種の中で最もアクロバティックなフォーム。体術に重点を置いたフォームで、ヨーダ、ダース・シディアスが主に使用する。「ヒットアンドアウェイ」という言葉がまさに当てはまるフォームで、全身の柔軟性とフォースを使っての飛び跳ねで目まぐるしく動き回り、全方位から相手に攻撃を行う。アクロバティックな動きにより、威嚇、牽制の効果も高い。しかしながら、それが通じない相手には勘だ不適切であり、回転する場合においては背を向ける事になるため、危険が伴うフォームであるといえる。起動の際から威嚇するシーンも見られる。


ライトセーバーの型(フォーム)

 

ライトセーバーには戦闘の型(フォーム)があり、ジェダイの歴史と共に無数に編み出され、後のジェダイ達はこれらをフォームとして体系化しており、クローン大戦の頃には以下の七つになっている。また、フォームを使うジェダイによって自分の弱点などを補う形で、原型となるフォームに改良を加えたフォームもある。また、複数のフォームを取得しているジェダイも少なくなく、状況に合わせて使い分けることも可能である。


ちなみに、ジェダイは円形を描くようにしながら戦う傾向があり、対するシスは縦に動きながら戦う傾向がある。基本的にジェダイは自分から攻撃することは無く、敵意のある相手からの攻撃を経て初めて攻撃に移るとされる。エピソード5でヨーダがルークに教えているように、フォースは基本的に守りと知識のものであり、攻撃に使ってはならないからである。


シャイ=チョー(Shii-Cho

ヤヴィンの戦いから25千年前に、ジェダイの武器がフォースを染み込ませた金属の剣から、ライトセーバーに移り変わった時に編み出されたもの。攻撃や防御などの基本技と、それらの練習法が全て集約された最もシンプルなフォームで、若いジェダイやパダワンは、このフォームを初めに訓練する。完全に習得すれば無駄のないフォームであるため、熟練したジェダイでも使用者が存在する。


ライトセーバーの用法

 

基本的には接近戦用の対人格闘兵器だが、出力を上げれば分厚い特殊鋼の扉すら焼き切ることも可能である。また熟練することで、レーザーや荷電粒子ビームなどを弾き返したり、いわゆる「フォースの電撃」をも受け流すなど、攻防一体の動作が可能となる。単に起動して物を切断するだけであれば特に技術は必要なく、実際エピソード5ではハン・ソロがトーン・トーンの腹を裂くのにルークのセーバーを使用している。


しかし手に伝わる感覚は柄の重さのみで、刃があるという実感が湧きにくく、下手をすれば使い手そのものを切りかねない。そのため未熟な者が持つ武器としては甚だ不適当で、人間の反射速度を超えて飛来するビームやレーザーなどに対しては、ジェダイのような洞察力と先読みの能力がなければ対応できない。よって、汎用性は高いものの、スターウォーズ世界において、この武器をフォースの加護なしに使おうなどと考える不遜な者はまずいない(例外としてグリーヴァス将軍は、フォースを操れないことを補って余りある高い身体能力と格闘センスを持っているため、ライトセーバーを自在に使いこなすことができる)。重みもあり両手で持つのが主流。

ライトセーバーの部品

 

光刃アーク端子 (Blade arc tip)

2を伝ってきた凝縮光エネルギーは、起動とともにここでマイナスの電荷を帯び、アーク放電のようにエネルギーが発流することで、レーザー状の光刃になる。起動時以外は流電している。

光刃エネルギー伝達路 (Blade energy channel)

3から送られてきたプラス電荷を帯びた光エネルギーから連続的に電流状の光エネルギー作り出し、これを1へと伝達する。


循環フィールド増幅器(Cycling field energizers)

集められた光エネルギーはここでプラス電荷を帯びて2に送られる。

主用クリスタル(Primary crystal)

7のエネルギーを収束し発光する。ライトセーバーの心臓部であり、このクリスタルの発光色がライトセーバーの光刃の色となる。


焦点用クリスタル(Focusing crystals)

6から反射した光エネルギーの焦点を調節する部分。ここが回転し可動することでライトセーバーの光刃の長さ、強度、発光温度を調節できる。なお、無くても使用は可能だが、光刃の長さは固定される。


エネルギー誘導ゲート(Energy gate)

4から発した光エネルギーを5へ反射する。

ディアチウムパワーセル(Diatium power cell)

ここから発せられたエネルギーにより、クリスタルが発光する。


不活性パワー絶縁体(Inert power insulator)

ライトセーバーの外側と内部の間にあり、光刃を発する箇所以外は全てこれに覆われている。ライトセーバーは起動に関係なく常時、7からエネルギーが発せられているため、これが無くして握ることは不可能である。


パワー渦動リング(Power vortex ring)

7を覆うように内蔵されており、常にエネルギーが流れている。

ライトセーバーの構造

 

内部構造は動力源である多面体の宝石アデガン・クリスタル(アイラン・クリスタル)が数個設置(通常3個まで)されている。放射口中心から吐き出されるエネルギー集合体はいささか刃の様に見える。クリスタルが一つのライトセーバーは、強度および刃の長さは固定されており、複数のクリスタルを使用して製作されたセーバーは外側の装置を回転させ宝石間の距離を調整することにより強度や刃の長さを変えて使用することができる。ジェダイの修行の一貫であるセーバー製作は、クリスタル配列およびカットを自分の手で仕上げなければいけない。配列にわずかな誤差があってもディアチウムパワーセルを制御できずに作動スイッチを起動したとたん炸裂する。


青や緑の刃を持つライトセーバーは主に極寒の惑星イラムで取れた天然クリスタルを使用しており、イラムにはクリスタルの鉱脈とライトセーバー製作の為のジェダイの寺院があったが、寺院はクローン大戦中に独立星系連合の爆破ドロイドによって破壊された。なお、ジェダイが天然のクリスタルを使用するのに対し、シスは人工のクリスタルを好んで使用する。その際シスは邪悪な心を込めて作ると言われており、その影響で光刃の色が赤になっている。


材料である人工のアデガン・クリスタルは、1つを生成するのに膨大な工程と相当な労力・技術・時間を要する(1人で作るのに早くても半年ほど掛かる)とされており、修行中のルークはたった1つのクリスタルを作るのに1年もの歳月を費やしている。なお、シスの生成方法がジェダイと同じであるかは不明だが、もともと人工クリスタルを好むこと、一子相伝で比較的少数で十分なこと、シディアスのようにライトセーバーを特に必要としない者もいることなどから、少なくともジェダイよりは長けているとされる。

ジェダイ

 

基本的にジェダイは青や緑、シスは真紅の刃を使用する傾向にあるが、メイス・ウィンドウの紫のような例外もある。なお、スピンオフ小説等では、新共和国時代になると黄・茶・桃色など多彩な光刃のライトセーバーも登場する。


ダース・シディアス(パルパティーン皇帝)のような強力なシスの場合、フォースの電撃などを使って相手を倒せるため、エピソード3で見られるように自身が剣術に優れている(ヨーダと互角に戦っている)にも拘わらず、エピソード6ではライトセーバーを「ジェダイの武器だ」としてもはや必要としていない事を示唆している。


なお、エピソード1のカットされたシーンでは「水に浸かるとショートしてしまう」という描写があり、雨天のような場合には使用できても、水中のような機械が完全に濡れてしまうような状況では使用不能である、という設定があったが、物語の幅を狭めてしまうため破棄された。


小説『スターウォーズ』(原作:ルーカス、角川文庫出版)および映画エピソード4ではオビ=ワンが「古い武器だが、いまでも銀河の一部の地方では使われ続けている」と述べているところがある。上記のようにジェダイにとって重要なものではあるが、ジェダイだけが使う武器という訳ではないようだ。また、ハン・ソロがオビ=ワンに「爺さんあんたなかなかの使い手だそうじゃねぇか。最近じゃあんなチャンバラは見かけなくなったな」と述べている所から、かつては銀河全体で広く用いられていたことが解る。


スター・ウォーズ

 

ライトセーバー (Lightsaber) は、映画『スター・ウォーズ』シリーズ中で、ジェダイ騎士、シスの暗黒卿が用いる架空の武器。ライトサーベルや、初期の字幕では電光剣と呼ばれたこともある。


ライトセーバー概要

外観は全長30センチ程の棒状の器具であり、起動すると先端に長さ1メートル程の光り輝く刀身が生成される。あらゆる物を切断すると共に、敵のライトセーバーの刃を受け止めたりブラスターの弾道を偏向するなど攻防一体の武器である。


ジェダイにとっては単なる武器という以上に重要なものである。その重要性を示す例として、一人前のジェダイとなるためには、自分ひとりの力で部品を集め、フォースの導きにしたがって設計図なしで自らのライトセーバーを組み上げることが必須とされる事が挙げられる(なお、一度ライトセーバーを失ったルークは、ヨーダの助言を得て、ベン(オビ=ワン・ケノービ)の家に行き、そこにあったリストを元に材料を集め、足りない部品は自ら作って完成させた)。そのためか、自身の持つライトセーバーを粗末に扱う事はジェダイとしての規範に反する行いとされている。また、一般にジェダイ・パダワンのライトセーバーは、尊敬の表れとしてマスターの物に近い意匠形状を持つ。ただ、アナキン・スカイウォーカー作のセーバーは師オビ=ワン・ケノービの物とは似付かぬ(むしろヨーダの物に近い)形であり、彼の自尊心の強さを表していたと言える。


ライトセーバーの決闘 オビ・ワンVSアナキン

 

スターウォーズシリーズ前半のクライマックスである、最新作エピソードVのライトセーバーによる決闘シーンが、ファンの絶大な支持を受けています。合計10分ちかくにのぼるこの決闘シーンは、その迫力やカタルシスにおいて最高の出来だといわれています。


ライトセーバーとレプリカ

ライトセーバーは映画のなかでもとくべつ人気のたかいアイテムなので、ゲーム化されたり、レプリカが販売されています。ゲームの中でのCGによるライトセーバーの再現能力は、ひじょうにすぐれたものです。また「FXライトセーバー」のようなすばらしいレプリカもあります。いずれもライトセイバーの色や音を精巧に再現した見事なできばえです。


FXライトセーバー

FXライトセーバー」は、スターウォーズの監督であるジョージ・ルーカスの公認を唯一えた、スターウォーズのレプリカグッズ販売会社です。このFXライトセーバーは実に精巧につくられているため、ファンにはたまらない一品ではないでしょうか。


スターウォーズを見たことがない人のために

無条件にSF映画に拒絶反応を示すひとは、たいへん多いといえます。「ストーリーがこどもじみている」「長時間の鑑賞にたえられない」など、理由もさまざまです。しかし、スターウォーズシリーズは、単なる冒険映画としてもたのしめますがそれだけではありません。登場人物の「善と悪の葛藤」など、悩みがひじょうに私たちにとって身近なものなのです。


また、ハリソン・フォードやナタリー・ポートマンなどハリウッドの一線級の俳優も多数出演しています。げんざいではDVDなどの高画質な動画で楽しむことができますので、ぜひ一度ご覧になっていただきたいです。その際には、正義の象徴であるライトセーバーに、目が奪われることはまちがいないですよ。